キリヨケ板金の修理、防水の方法 甲斐市
2020年4月1日更新
今回は古くなり壊れてしまったキリヨケの修理工程を説明させて頂きます。
施工前写真を撮り忘れまして、サビサビになった軒先部分をハサミで切り落とし、新しい木材で補強した所からのスタートになります。
全体を補強するために12mmの合板を貼り付けます。
基本的に外装工事に使う合板は12mmが一般的です。
その上にゴムアスルーフィングと言う防水材を貼ります。
ほぼ全ての屋根の下にはこの防水材が施工してあり屋根材から侵入した雨水を防いでいます。これを一次防水と言います。
この上に二次防水の屋根材を施工するので、多少屋根材が傷んでも雨漏りしない場合もありますし、全ての屋根材は完全防水では無いと言えます。
ですので、逆に考えると、屋根材が丈夫な状態であっても、見えない下地材が寿命を迎えたら、雨漏りは発生してしまいます。
屋根の廻りに唐草と言う屋根本体を掴み込む部材を取り付けます。
先程の唐草に本体板金をはめ込みます。
壁の立ち上がり部分に下地木材を打ちます。
先程の下地木材に防水のブチルテープを貼ります。
板金役物でカバーします。
換気扇のフードが近かったので、雨風が巻き上げ無いようにカバーを作ります。
カバーの上から更に防水コーキングを打つ為に養生をします。
カバーを付ける前にも捨てコーキングをしてるので防水的にはしなくても大丈夫なのですが。念の為と見た目の為にやります。
コレで仕上がりました。
屋根の工事は見た目の綺麗さも大切ですが、じつは見えない部分の防水処理が今後の寿命を左右します。この見えない部分の防水方法を雨仕舞いと言い施工する職人の腕と経験にかかっています。
この雨仕舞いを理解している職人が、塗装工事か修理かを判断したり、雨漏りを調査する事に最も適しているのではと、私は考えます。
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